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内定者研修レポート

五感で学ぶ、北陸の家づくり

ウッドリンク・ラボ 視察レポート

このたび、当社の内定者研修の一環として、ウッドリンク株式会社が運営する体感型施設「ウッドリンク・ラボ(woodlink LABO)」を訪問しました。本研修の目的は、北陸の気候風土に適した家づくりを、木材・省エネ・耐震という三つの視点から「体感」し「学ぶ」こと。教科書や数値だけでは伝わりにくい住まいの本質を、五感を通じて理解する貴重な機会となりました。この記事では、当日の様子とともに、内定者一人ひとりが得た学びをご紹介します。

時刻内容詳細
08:45【集合】水元工務店福井市西木田中央1-406/ジャンボタクシーがお出迎え。9:00 出発です。
11:00–12:30ウッドリンク・ラボ 視察最新の「木の住まい」を体感。一緒に驚き、学びましょう。
12:45–13:45贅沢ランチタイムホテルニューオータニ高岡「日本料理 郷万葉」。地元の「富山湾鮨」をご用意。富山の味を満喫。
16:00【解散】水元工務店福井へ帰着。1日お疲れ様でした。

森と木のゾーン ― 五感で学ぶ「適材適所」の木材選定

最初に訪れたのは「森と木のゾーン」。住宅に用いられる木材の特性を、音・香り・手触りといった五感を通じて体感するエリアです。木は種類によって性質が大きく異なり、「どこに、どの木を使うか」で住まいの快適さや寿命が変わります。建ててから後悔しないための“適材適所の選び方”を、実際に触れながら学びました。

無垢材と冷え性対策 足元に触れたときの温かさを、素材ごとに比較。熱伝導率の低い無垢材は熱を奪いにくく、冷え性の居住者にとって足元から心地よい素材であることを、身をもって体感しました。

木材の比重と特性の違い 比重の大きい木材は硬く傷つきにくい一方、比重の小さい木材は柔らかく温かみがある――それぞれの長所を活かした用途の違いを学びました。

弱点を補う技術 「節」や乾燥による狂いといった木の弱点をカバーする集成材の役割、そして合板を貼る方向によって強度が高まる仕組みを理解しました。

省エネゾーン ― 北陸の気候に合わせたパッシブ設計と断熱

続いては「省エネゾーン」。自然の力を上手に取り入れる“パッシブ設計”と、高気密・高断熱化がもたらす健康面・経済面のメリットを、視覚的・数値的に学びました。とりわけ、湿気が多く冬の寒さが厳しい北陸では、住まいの省エネ性能が暮らしの質を大きく左右します。

パッシブ設計のポイント

風のコントロール 風の「入り口」だけでなく「出口」まで計算して開口部を配置することで、家の中に心地よい風の通り道が生まれます。

立体的な設計アプローチ 上下階の高低差を利用し、暖かい空気が上へ抜ける性質を使って自然換気を促す工夫を学びました。

植栽の活用 庭の木々を使って夏の厳しい日差しを遮り、同時にヒートアイランド現象を和らげる。建物単体でなく敷地全体で考える設計思想に触れました。

高断熱・高気密がもたらす効果

健康の維持 家全体の温度ムラをなくすことで、急激な温度変化によるヒートショックなどの健康被害を防ぎます。

経済性 初期費用(イニシャルコスト)はかかるものの、長期的な光熱費(ランニングコスト)を大幅に削減できます。

耐久性と衛生 徹底した結露対策(換気・気密)により、白蟻の発生やウイルスの繁殖といった構造・健康のリスクを抑えます。

北陸基準の選定 どの断熱材やサッシが北陸の気候に最適か。カタログ値を鵜呑みにせず、性能を見極めて選ぶことの重要性を学びました。

耐震ゾーン ― 実験と実物で知る住まいの安全性

最後は「耐震ゾーン」。大地震を想定した実際の耐震実験の映像を視聴し、構造体の実物展示を見学しました。万が一の災害時に、家が家族の命をどう守るのか。工法の違いによって揺れの伝わり方がどう変わるのかを、目で見て比較しました。

構造の可視化 揺れの実験と構造模型を通じて、工法の違いが建物の安全性にどう影響するのかを、目に見えるかたちで理解しました。

確かな安心感 数値や理論だけでなく、実験データと実物を見ることで、耐震性能への深い納得感と信頼が得られました。

◇  総括 ― 「理由」から理解する家づくり
今回のウッドリンク・ラボ視察は、内定者にとって「なぜこの木材を使うのか」「なぜこの性能が必要なのか」を、理由から深く理解する素晴らしい機会となりました。 五感を使って体験したことで、これから住宅業界に携わる者としての基礎知識が身につくとともに、家づくりへの熱意がより一層高まったと感じています。

ご丁寧にご説明いただいたウッドリンク株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。ここで得た学びを、これからお客様一人ひとりの「木の住まい」づくりに、しっかりと活かしてまいります。

◇  研修のあとに ― 富山の味を満喫

学びの充実した午前を終えた後は、高岡のホテルニューオータニ高岡「日本料理 郷万葉」へ。地元の名物「富山湾鮨」を囲み、視察で得た気づきを語り合いながら、和やかなひとときを過ごしました。

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